お知らせNews


2023-01-12

ストレッチの新常識


おはようございます。

四ツ谷接骨院院長の藤本です。

今日の朝も氷点下となり、車のフロントガラスがガチガチに

凍っておりました。また、コロナ感染者も多数で医療機関、介護施設も

終わりの見えないこの状況に毎日てんてこ舞いなところが

多いそうです。

 

さて、本日は身体の柔軟性についてお話をさせていただきます。

 

怪我の予防にストレッチは効果的???

骨折、捻挫、打撲、肉離れなどのアクシデント的な怪我に

ストレッチは予防効果があるのでしょうか???

ウォーミングアップに当たり前に行っているストレッチですが、

過去には、やりすぎるとパフォーマンスが低下する(筋力が低下する)

と言われた時期もありました。

そんな情報から運動前にストレッチを過度に行わないチームが

増えているのではないでしょうか???

 

ストレッチを科学する

ストレッチを行うとパフォーマンスが低下するのか???

最近の論文では、60秒以内のストレッチではほぼ変化がないという

ものが多く散見されます。

ストレッチを運動前に行うと怪我の予防になるのか???

怪我の予防になると思いきや

こちらは、予防効果を有意に示す研究は現状少ないようです。

ただ、肉離れに対する効果はありそうだというものや

関節の可動域が広い(柔軟性がある)方が怪我のリスクは少ない

という論文はありますので、日々のストレッチで

身体の柔軟性をより良いものにしていく方が良いと思います。

ストレッチをすると筋肥大が起こる???

そんなことあるわけないと思うかもしれませんが、

高齢の方対象にストレッチ教室を一定期間実施した際に

握力が有意に向上したという効果が実践的に起こっております。

最近の研究ではストレッチの方法によって、筋肥大が起こるという

文献も出ているようです。

 

いずれにしても60秒以内のストレッチであれば、ほぼデメリットのない

ストレッチ。

 

柔軟性を高めるため、自分の身体を知るため、身体の使い方を覚えるなど

いろいろな効果があります。あえてウォーミングアップ時に長時間行うもの

ではないかもしれませんが、日々のコンディション作りには最適です。

当院では、施術だけでなく、健康な体作りもサポートさせていただいております

ので、施術後には積極的にストレッチを指導させていただいております。

また、ストレッチ教室も週1回行っておりますので

ご興味のある方は、お声かけください。